【プロフェッショナル】仕事の流儀 俳人夏井先生の心に刺さる名言集

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12月7日(火)NHK総合テレビプロフェッショナル仕事の流儀(22時30分~再放送12月14日(火)0時3分~)に

俳人夏井いつき(64歳)さんが出演しました

 

毎日放送(MBS)テレビ「プレバト」の俳句コーナーで毒舌キャラの俳句の先生で有名で

梅沢富美男さん、千原ジュニアさん、村上健志(フルーツポンチ)さん達に

絶大な信頼を得ています

 

夏井先生は俳句ブームの火付け役で今では空前の俳句ブームになっています

 

「プレバト」で俳句の添削を夏井先生から受けている梅沢富美男さんは

最高の先生だと思うな、なっちゃん

「直されたときに「やばい」と思いますよ」

「もっと勉強しなきゃなって」

 

千原ジュニアさんは

ライフスタイル変えられたんですよ、俺

「かばんに「歳時記」入れて持ち歩くようになるとは思いませんでしたからね」

もう1発でほら季語出てくんねんから「冬」の

芸人のタブレットちゃうやん もうこれ」

 

村上健志(フルーツポンチ)さん

夏井先生って厳しいことも言いますけど、褒めるのも上手なんで

そうするとその気になるというか

俳句というもの自体が好きになるというか」

 

と、3人の方達も絶賛されています

 

プロフェッショナルで夏井先生が話される言葉は

とても興味深く聞き入ってしまいあっという間の時間でした

 

心にぐっと刺さる素晴らしい言葉の数々です

 

そこで

ロフェッショナル仕事の流儀 夏井いつきさんの「17音、言葉の力を信じて」から

夏井先生が話された心に刺さる言葉の数々を名言集にしてみました

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【プロフェッショナル】仕事の流儀 俳人夏井先生の心に刺さる名言集~全ての句を愛す

 

夏井先生が担当するラジオ番組に寄せられた俳句2週間分のおよそ5,000句に

夏井先生はすべて目を通し、ラジオで紹介する句を選びます

 

全ての句を愛す

 

意味の分からない言葉を含んだ句を選外にせず悪くない匂いがする、詩の匂いがすると

分からない言葉「さら」を調べる夏井先生がいました

 

結局この言葉は夏井先生が思っていた通りの意味あいでした

 

そこで夏井先生の言葉

 

自分が理解できない句を否定しない

あらゆる句を愛すことができるからだになりたい

 

 

この言葉の意味あいは

 

例えば愛しにくい球が放られてきたときは

この俳句の本当の良さを知らないから

愛しにくいんじゃないかと思うそうです

 

そんな時は触って、ほおずりして匂って

「わーずごいすてき」とか「大好き」とか

「わー心がいま不穏になった」

というような愛でる行為をするようでした

 

夏井先生は全ての句を大切に扱います

 

俳句が根腐れしていく時

 

夏井先生は、俳句は「俳句らしくていい」とか「俳句とはこうあるべきだ」とか

言いだした瞬間から本当に俳句は根腐れしていくと言われます

 

みんな1人1人が私のための俳句を作ればいい

俳句のために自分を寄せる必要はない

と言われます

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【プロフェッショナル】仕事の流儀 俳人夏井先生の心に刺さる名言集
~わかり合えるのは言葉以外にありえない

 

わかり合えるのは言葉以外にありえない

 

夏井先生の言葉

誰かと誰かがわかり合えるのは言葉以外にありえない

それはもう事実としてそこにある

もうその事実だけに打ちのめされたのです 私は

 

 

夏井先生がそう思った原点

夏井先生が中学の国語教師だった20代の頃に

暴言と暴力が絶えない問題児を受け持ったそうです

その生徒と挌闘を続けるうちに夏井先生が気づいたことありました

 

思いを伝える言葉の技術

 

暴言を吐いたり手が出たりするのは、

自分の思いを伝える言葉の技術が足りないからだ

 

夏井先生は

自分は本当は別なことを言いたいのに、そういう表現になってしまう

本当に言葉は大変な大変なことなのだと思ったそうです

 

そういう子たちが世の中に山のようにいて

大変な困難だと思われたようです

 

言葉の技術をいろんな形で伝えたい

 

夏井先生は

自分が考えたことをちゃんと自分の伝えたい意味で、伝えたい熱量で

ちゃんと相手に伝えることができる言葉の技術、

それを教えといてやらないと

「この子たちは社会に出て行ったら同じことを繰り返すんだ」

と思われ

 

言葉の技術をいろんな形で伝えたい

ちょっとでも育ててやりたい

と語りました

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【プロフェッショナル】仕事の流儀 俳人夏井先生の心に刺さる名言集~何でもありの夏井いつき

 

夏井先生がコロナ禍の1年半を詠んだ自作の俳句と向き合い

26句を選定する際に

「私、俳壇賞いただいた時から「統一感が無い」とか言われて」

と語ります

 

何でもありの夏井いつきでいい

 

何かいろんなバラバラな句がいっぱい入ってる

統一感が無いのはマイナスなんだと思い

しばらく統一感というのをテーマにあがいてたそうです

 

でもなんかつまらなくて

「バラバラでいい」とふんぎりをつけたのが40代の終わりぐらいでした

 

「何でもありの夏井いつきじゃないと夏井いつきじゃないよね」

って感じで

 

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【プロフェッショナル】仕事の流儀 俳人夏井先生心に刺さる名言集~俳句はぬちぐすいの循環

 

夏井先生が精神的にも経済的にもどん底に追い込まれ

どこにも苦しみをぶつけられないその思いは、俳句に注ぎ込まれたそうです

 

人生を生きているといろんな困難や、しんどいことが起こってきますが

その時に俳句が助けになるようでした

 

俳句という書く言葉で昇華できる

 

その時の夏井先生の体験からの言葉のようでした

 

俳句というアイテム つえを1個持っとくと

その自分のしんどいことを人にぶつける言葉じゃなくて

俳句という書く言葉で昇華できる

 

俳句はぬちぐすいの循環

 

夏井先生は沖縄の言葉「ぬちぐすい」について語ります

 

「命の薬」と書いて「ぬちぐすい」と読むそうです

 

「ぬちぐすい」ははおいしいものを食べることもそうだし

心が楽しいことをするのも「ぬちぐすい」

 

夏井先生にとってのぬちぐすいは俳句です

 

俳句を作ることで私は命の薬をもらって

「ぬちぐすい」をもらいながら生きていて

今度私が俳句という名の何かを1つの作品として残すと

それがまた誰かの「ぬちぐすい」になるという

循環になってるんだなって気づいたことがあって

 

俳句はそういう効果をお互いにやりとりしながら

みんなが幸せになっていくような

そういう力を持ってる文芸なのだと語りました

 

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【プロフェッショナル】仕事の流儀 俳人夏井先生の心に刺さる名言集~俳句は真剣な遊び

 

心がなかったら言葉探してもしょうがない

 

夏井先生は

自分のために俳句を書くんだから

俳句のために自分の思いをゆがめるのは違うと思う

と言われます

 

本当はこっち表現したかったんだけど

かっこいい言葉見つかったから

最初の思いを捨てて言葉のほうに酔ってしまう

 

心がなかったら 言葉探してもしょうがないから

 

 

俳句は真剣な遊び

 

最後にプロフエッショナルとはに対して

 

俳句ってねぇ、真剣な遊びなの

ほんとに、真剣に自分のこころとからだを喜ばす真剣な遊び

わたしはもう一生真剣に遊びつくすと、それだけ

 

 

夏井先生の俳句日記

ふるさとや厄日の海の青い青い

 

肩も首も背も秋声というボキボキ

 

鶴を抱くような余生を楽しまん

出典元:NHK総合テレビ プロフェッショナル仕事の流儀12月7日放送夏井いつき17音、言葉の力を信じてより

 

俳人夏井いつき先生の心に刺さる名言の数々でした

 

どの言葉をとっても深く心に染み入ってくるような言葉です

 

今まで体験されたこと全てがこの一つひとつの言葉に込められていて

説得力があります

 

夏井先生が中学の先生をしていた時に気づかれた

言葉の大切さ

分かり合うのは言葉でしかありえないという

言葉の重みを感じます

 

夏井先生はほんとに愛情深い方だと思います

辛口で毒舌だけど、その奥に愛があるから

いくら毒舌でも辛口でもたくさんの人達から愛されているんだな

と思いました

 

俳句って深いですね

17音に凝縮された言葉遊び

日本の素晴らしい文化です

 

最後までお読み頂き、ありがとうございます。

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