【錦鯉】2021Mー1アナザーストーリーあきらめずバカを極めたおじさん漫才 見逃し

 

M-1の決勝で錦鯉の優勝が決まった瞬間、錦鯉の

渡辺隆(43歳)さんが長谷川雅紀(50歳)さんに抱きつき涙

そして長谷川雅紀さんの大粒の涙と言葉に審査員も漫才仲間も涙しました

 

長谷川「あきらめないでやってきてよかったと思います」

「僕はラストイヤーが56歳だったんで」

      笑い

 

審査員のサンドウィッチマンの富澤さんやナイツの塙さんも涙

感動的な瞬間でした

 

長谷川「ズバリ錦鯉は渡辺隆なんですよね。このコンビっていうのは」

渡辺「僕の代わりはいっぱいいるんですけど、雅紀さんの代わりはいない」

と錦鯉の二人はお互いに讃え合いました

 

逆境、どん底からM-1で6017組の頂点に立ったおじさん漫才師二人のアナザーストーリー

朝日放送テレビのMー1グランプリ アナザーストーリー  ライフ・イズ・ビューティフルから

お伝えします

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【錦鯉】2021Mー1アナザーストーリーあきらめずバカを極めたおじさん漫才  長谷川雅紀

 

コンビ結成9年の錦鯉 

ボケ担当 長谷川雅紀さん 家賃5万円 6畳一間で暮らす

 

高校の同級生とコンビ結成

 

長谷川雅紀さんの出身は北海道

札幌時代の同期にはタカアンドトシのタカさんがいるそう

 

19歳 北海道で劇団に入りお芝居を始める

同じ劇団に高校の同級生も入り

その高校の同級生と一緒に「お笑いやろうか」という話になる

タイミングよく札幌にお笑いの事務所ができるのを聞き

2人でオーディションを受けに行った

 

長谷川雅紀さんは、人が笑ってくれる場面がやってて楽しかったそうです

23歳で高校の同級生とコンビを結成

その当時は全く光は当たらなかったそうです

 

東京に出てゼロから始める

 

長谷川雅紀さんは相方がもう1回ゼロからスタートしたいから

東京でスタートしようと言われて

それに乗って2人で東京に行くことになったようです

 

お金がなかったから全部向こう持ちだけど僕と一緒に

ゼロから東京でやりたかったという思いが強かったので

一緒に来たと言われます

 

「何よりその人と一緒にやりたかったんですよ」

 

その相方とM-1に出場

2004年 M-1初出場 当時33歳 1回戦敗退

2006年 2回戦敗退

2010年 3回戦敗退

 

コンビ解散からピン芸人へ

 

相方が体調を崩して続けられなくなり北海道に帰ったので

コンビは解散します

 

この相方とは17年間連れ添ったそうです

 

長谷川雅紀さんは東京でピン芸人になるも、人生の目標を失いギャンブルに入っていきます

 

40歳バイトとギャンブルに明け暮れる

 

40歳になってバイトとギャンブルしかしてなかった

40歳という節目の年齢もあって、辞め時かなと思ったそうです

 

そんな時に連絡してきたのが渡辺隆さんでした

電話が来て会わない?みたいな感じだったようです

渡辺隆さんががあきらめさせなかったようでした

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【錦鯉】2021Mー1アナザーストーリーあきらめずバカを極めたおじさん漫才 渡辺隆

 

ツッコミ担当 渡辺隆さん 実家で父親(71歳)と二人暮らし

お父さんは夢を応援してくれているそうです

 

お笑いとの出会いはダウンタウン

 

ダウンタウンを観てお笑いを始めた渡辺隆さん

本棚には松本人志さんの本が何冊も。

 

小学生の時にダウンタウンを観て戦慄が走ったそうです

渡辺隆さんは「こんな面白い人いるのか」って感じでした

と言われます

 

M-1敗退時代

 

渡辺隆さんもMー1に出ていました

2003年 Mー1初出場 当時25歳 2回戦敗退

2005年 1回戦敗退

2006年 1回戦敗退

 

相方を変えるも芽が出ず

渡辺隆さんは「ただとりあえず出てみるかという感じだったと思います」

何していいのかわかんないって感じ

と語りました

 

コンビ解散

 

2007年 1回戦敗退

1回戦も突破できず再びコンビを解散

 

渡辺隆さんはお笑いもほぼやっていなくて

夕方くらいに起きてタバコとワンカップ酒を買って

近所の河原で中学生の野球の練習をずっと見ていたそうです

そのチームの最強スタメンを考え、完璧なスタメンが出来た時に

俺は一体何をやっているんだ

と思ったそうです

 

長谷川雅紀さんに声をかける

 

2012年

渡辺隆さんは長谷川雅紀さんのことを

バカなおじさん余ってんなと思いまして

面白かったですからね

何がすごいってわけじゃないけど、存在が面白かったんで

この際一緒にやってみようかなと思いまして声をかけた

と語りました

 

こうして漫才コンビ錦鯉が誕生しました

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【錦鯉】2021Mー1アナザーストーリーあきらめずバカを極めたおじさん漫才

 

40歳と33歳のオールドルーキー 錦鯉

結成して最初に取り組んだのは長谷川雅紀さんの借金返済だったそうです

 

ギャンブルをやめさせるため、毎月新ネタ5本作る

 

長谷川雅紀さんのギャンブルをやめさせるために渡辺隆さん

が取った行動はネタ作りでした

毎月新ネタを5本作り、年間60本作っていました

 

渡辺隆さんは長谷川雅紀さんのことを

根は真面目でやろうと言ったらやるけれど

一人だとどうしたらいいかわからないと思う

ちょっと道筋がいる

と言われます

 

月5本の新ネタについて長谷川雅紀さんは

「しんどかったんですけど、ネタ月5本やるといったらどうしても完成度低いし

どうしようもないネタとかもあるんですよ

それでもやることに意義があるみたいな

と語りました

 

錦鯉を組んでだんだん楽しくなっていき

そうしていたら自然とギャンブルをやる時間も無くなったようでした

 

渡辺隆のこだわりは長谷川雅紀が持つ桁外れのバカ

 

渡辺隆さんは

雅紀さんさえ売れてくれればいいくらいの気持ちです

雅紀さんの面白さをもっと世の中の人に知ってほしい

と言われます

 

渡辺隆さんがこだわったのは長谷川雅紀さんが持つ

桁外れのバカ

でした

 

ようやく錦鯉にチャンスが訪れてきます

 

錦鯉でM-1出場

 

コンビ歴15年以内が出場条件のMー1で

回りは年下の芸人ばかりでした

 

2015年 準々決勝出場

長谷川雅紀さんはこの時すでに45歳

 

2016年  準決勝進出

 

欠かせないものを聞かれて

渡辺「欠かせないものと言ったら雅紀さんですよ」

雅紀さんにしかできないと思います」

長谷川「一言で言うと僕の良さを引き出してくれる人物

欠かせないものは渡辺隆さんでした

 

お互いがお互いを必要とするベストパートナーのようです

 

2017年 準々決勝敗退

2018年 準々決勝敗退

2019年 準決勝敗退

 

あきらめずにバカを極める

 

2020年 決勝戦進出 4位

長谷川雅紀さんは50歳目前

 

人生の半ばを過ぎても光が差さない貧乏生活

それでも二人の漫才を人生をあきらめない

死にもの狂いでバカを極めた

朝日放送テレビ :M-1グランプリ2021アナザーストーリーより

 

決勝者進出で錦鯉の名前が呼ばれ

二人で手を取りあい渡辺隆さんは長谷川雅紀さんに

「あなたのお蔭です」

長谷川雅紀さんは「こちらのセリフですよ」

 

決勝戦4位を受けて渡辺隆さんは

率直に言うと悔しい

まだちょっと漫才をナメてるとこがあったのかな

もっと真摯に向き合えるんじゃないかな

前までは決勝行きたいの方が強かったんですけど

M-1優勝したいっていう風になりました

と語りました

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【錦鯉】2021Mー1アナザーストーリーあきらめずバカを極めたおじさん漫才 逆転人生へ

 

逆転人生の入口

 

錦鯉の母

 

長谷川雅紀さんは、子供の頃から誰にでも愛される底抜けのバカだったそう

地元北海道で居酒屋を営んでいるお母さんからは

顔を見るたびにやめなさい、やめなさいと言われていました

 

何不自由ない温かい家庭で育った渡辺隆さんは

お笑い養成所に入った21歳の年にお母さんが交通事故で他界しました

お母さんは芸人をやるのを反対していました

だから売れたいとは思っていたそうです

 

お母さんが亡くなり、3年くら経ってからMー1に出ました

錦鯉の二人の想いは同じです

 

いつか母に喜んでもらえるような芸人になりたい

 

錦鯉、漫才協会に加入する

 

M-1で優勝するために錦鯉は

演芸の聖地、浅草を主戦場とする漫才協会に加入

目の肥えた観客を相手に漫才の完成度を高めました

 

相方がいたからここまで来られた

 

今年は史上最多6017組がM-1にエントリーしました

 

長谷川「ずばり錦鯉は渡辺隆なんですよ

「隆がいたから今があると思いますもんね」

渡辺「歳とればとる程雅紀さんは面白くなっていく

僕の代わりはいっぱいいるんですけど、雅紀さんの代わりはいないんですよね

 

お互いを認め合います

 

錦鯉M-1で6017組の頂点に立つ

 

 

最終に残ったのはオズワルド、インディアンス、錦鯉の3組

錦鯉が審査員8人の内6人からの票をもらい優勝しました

長谷川雅紀さんに抱きつく渡辺隆さん

涙する長谷川雅紀さん

 

松本人志さん「最後の最後は一番バカに入れようと思ったんで

錦鯉にしました

 

長谷川雅紀さんは涙を流しながら

あきらめないでやってきてよかったと思います

僕はラストイヤーが56歳だったんで

今年決めれてよかったです

 

放送終了後に審査員のオール巨人さん、

松本人志さんから声をかけられました

 

オール巨人さん「50はまだまだ若いで、70歳やから、がんばり」

「感動した、感動した」と拍手する松本人志さん

深く頭を下げる錦鯉の二人でした

 

渡辺隆さんは長谷川雅紀さんに「ありがとう」「あなたのおかげですよ」

と伝えます

 

優勝の報告

 

渡辺隆さんが家に帰ると

「お帰り」

「やったね。まだ信じられないよ」

と涙目で息子の姿を見るお父さん

田舎のお兄さんも泣いて観ていたと息子に伝えるお父さん

嬉しさが伝わってきます

 

渡辺隆さんはお墓参りをしてお母さんに優勝の報告をしていました

渡辺さん「喜んでくれてたらいいですけどね」

喜んでっかな

 

優勝3日後長谷川雅紀さんは

北海道のお母さんに優勝の報告を電話でします

お母さん「隆くんと2人で輝いてたねー

ほんとに嬉しいと涙声で息子に喜びを伝えるお母さんでした

 

錦鯉の二人はバイきんぐの小垰さんハリウッドザコシショウさんに優勝の報告に行き

感謝を伝えていました

出典元:朝日放送テレビ M-1グランプリ2021アナザーストーリーより

 

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錦鯉の優勝が決まった瞬間、競った仲間や後輩漫才師も喜び、涙し

長谷川雅紀さんの大粒の涙を流しながらの言葉に審査員ももらい泣きで

こんなに感動的な優勝シーンは珍しいのではないかと思いました

 

錦鯉の渡辺隆さんはいつも雅紀さんのおかげ、ありがとうと言っていて

長谷川雅紀さんも渡辺隆さんを必要としていて、ほんとにベストパートナーと

出会えてよかったと思います

 

長谷川雅紀さんのお母さんが

隆くんと2人で輝いてたねー

と言っていましたが、この日錦鯉は確かに輝いていたな

と思います

 

人生をあきらめず、漫才をあきらめずにバカにこだわり

バカを極め、突き抜けた話芸をこれからも観たいです

年なんか関係ないよと教えてくれたようにも感じました

 

最後までお読み頂き、ありがとうございます。

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