【SWITCHインタビュー達人達】椎名林檎が小林賢太郎に語る私の中の成功とは

SWITCHインタビュー達人達 椎名林檎 小林賢太郎 成功

SWITCHインタビュー達人達

(NHK Eテレ毎週土曜午後10時~午後11時、再放送毎週土曜午前0時(金曜深夜))

音楽家椎名林檎さんと劇作家・パフォーマーの小林賢太郎さんが出演し対談しました

 

先日小林賢太郎さん東京2020パラリンピックの閉会式

ステージの演出を担当されることが発表されましたが

 

椎名林檎さんは東京2020オリンピック・パラリンピックの開会式・閉会式の

4式典総合プランニングチームのメンバー8人の内の一人に選ばれています。

また椎名林檎さんはリオオリンピックの閉会式の

「フラッグハンドオーバーセレモニー」の演出にも参加していました。

 

SWITCHインタビュー達人達の収録をした時には、

まだ小林賢太郎さんがパラリンピック閉会式のステージ演出をされると、

発表されていませんでしたので、偶然か必然かお二人オリンピックでも

つながりがあるようになりました

 

椎名林檎さんを創っている世界のひとつは

独特な世界観のある歌詞のように思います

 

言葉選びがとても巧みな椎名林檎さんは

SWITCHインタビュー達人達で

もともと言葉は決まっているようなものと言われます

 

今回は椎名林檎さんにSWITCHして

小林賢太郎さんとの対談の中で、

椎名林檎さんの曲に対する想い

椎名林檎の着ぐるみを着て椎名林檎を装着する話

そして椎名林檎さんが私の中の成功といわれるのは

いったいどんな成功なのかの話

をお届けします

スポンサーリンク

 

【SWITCHインタビュー達人達】椎名林檎が小林賢太郎に語る曲に対する想い

 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

椎名林檎(@417rs)がシェアした投稿

 

小林賢太郎さんは椎名林檎さんに、サービス精神を感じると言われます

それに対して椎名林檎さんは、女性向けのコンテンツだと言われます

 

小林賢太郎さん曰く、

「すごく食べやすくしてありますね」

サビの一個前の単語にアタックを入れてくれたり

強い単語の後にポンとサビがきた時の気持ち良さとかに

サービス精神をすごく感じるそうです

 

もともと言葉は決まっているようなものという認識

 

椎名林檎さんは、曲がもともと持っている性格は

自分でコントロールしている訳ではなく、自然に持っているものがあり

それをいかに感じ取って

ふさわしい言葉にする

 

もともと言葉は決まっているようなものっていう認識なんですよ

by椎名林檎

 

イタコじゃないんだけど、耳を澄まさなきゃいけない

 

椎名林檎さんは、その曲自体が持って生まれてきているものを

見誤って自分の趣味で勝手なものを、添加物をしてはいけない

曲の意志に逆らわないと言われます

 

その言葉がふさわしいのかどうかは

間違っているということしかわからないそうですが

全然違うメッセージにならないように

 

イタコじゃないんだけど、耳を澄まさなきゃみたいな

by椎名林檎

 

それは苦しい作業のようですが、

小林賢太郎さんはおもしろそうだなと思ったとのことでした。

 

本当に満たされていないと悲しい曲が書けない

 

小林賢太郎さんが、作れるマインドの時とそうでもない時はありますか?

に対して

音楽はないそうですが、歌詞はあるそうです

 

それぞれにそれなりのものができそうらしく

絶望してたら絶望したもの

逆もあって

本当に満たされていないと、

繊細な悲しい曲が書けなかったりするそうです。

 

小林賢太郎さんは、ピンチの時は試されているんだなと思うそう。

 

芸とはこちらの生活・暮らし・気分は、一切知られてはいけない

 

スキルを磨いたものでショーをお見せすることが、前提にあると言われる椎名林檎さん

 

ドキュメントとして見せるっていうのが、ひとつしきたりとしてあって

生き様、アーティストの生き方を曲にのせててそれに憧れる

by椎名林檎

 

その時お客さんが期待して来られたものであり、

それを超えるものでないといけないと思っているそうです。

 

そして

こちらの生活・暮らし・気分とかそういったものは、

一切知られてはいけない

 

それがなのだ

 

と椎名林檎さんは認識しているとのことでした

NHK Eテレ SWITCHインタビュー達人達 椎名林檎×小林賢太郎より

スポンサーリンク

 

【SWITCHインタビュー達人達】椎名林檎が小林賢太郎に語る椎名林檎を装着する

 

小林賢太郎さんは自分という体をキャスティングしたプロデューサーが

この体に対してこうしなさい!って言ってる感じだそうですが、

椎名林檎さんも同じで言ってる感じだそうです

 

全部違う人間がやってパフォーマンスしているように見せたかった

 

小林賢太郎さんは椎名林檎さんと話していて、ここにあるお姿は椎名林檎ではなく

椎名林檎さんの着ぐるみを着て中にいて、すごく冷静に側を内側から

アイアンマン中に入っている感じに見えたそうです。

 

椎名林檎さんはそうしたいですね。

今ロバート・ダウニー・Jrの生身の状態。

と言われました。

 

小林:ステージに上がると

シャキーンシャキーンと椎名林檎装着

 

椎名林檎さんは、全部違う人間が作って

パフォーマンスしているように見せたくて、やっていたそうです

 

もともと顔を覚えられない造りだと言われている、と自身の事を言われ

本当に違う風に覚えられないように

1曲1曲変えていきたいと思っていたそうです

 

でもロバート・ダウニー・Jrが出て来て隠し切れなくなってきた

そういうところもあるなぁと思って

そこまでそんな徹底しなくても、

ガシャンって装着している状態とそうじゃないっていうのを

お客さんがそのルールを理解してくれてていいかなと思っている所もある

とのことです

NHK Eテレ SWITCHインタビュー達人達 椎名林檎×小林賢太郎より

 

【SWITCHインタビュー達人達】椎名林檎が小林賢太郎に語る私の中の成功とは

 

椎名林檎 これのためにやっていたんだ!

 

椎名林檎さんは、ライブを見て帰られるお客さんの感想を見て

時々感極まって嬉しくて仕方ないそうです

 

その内容は

 

「お母さんのことを思いだした」

「早く家に帰って子供を抱きしめよう」

「留守番してくれた旦那さんに感謝」

 

そういうのがたまんないと言われます

 

そして

これのためにやっていたんだ!

 

小林賢太郎さんはこの話を聞かれ、

「そうですよね。

エンターティメントがオーディエンスのパーソナルに入った瞬間って

至上の喜びですよね。それは本当に私もそう思います。素晴らしい

 

なるたけこのボディっていうか実体の情報や印象が薄くなればなる程よくて

その時彼らの人生がビビットに立つ時に

彼らの人生をデフォルメする出来事としてショーがある

by椎名林檎

 

椎名林檎 私の中の成功

 

小林賢太郎さんより、

椎名林檎さん自身の活動は、世の為人の為という感覚はあるのかなぁ

と聞かれ

 

椎名林檎さんは、大人になっていっちょまえになって生きていくっていう事は

世の為人の為になることをして、

それでお金を頂いて食っていくことでしょう?

 

と言われ

 

強くつきつけられること、例えば震災とか何度かあったそうですが

答えは出ないそうです

 

そして

 

そうしたいから、お客さんがライブ見に来て下さって

お客さんが

 

「子供に会いたくなった」

「お母さんに会いたくなった」

 

というのが私の中の成功

 

それはそこを意識してるから

by椎名林檎

とのことです

 

小林賢太郎さんは、「その時世の為人の為になったと思う」

椎名林檎さんは、「うっすらね、なったんじゃないかというか

自分の目的が果たせた」

と言われます

 

小林賢太郎さんは、

「ご自身に届くものってすごく少ないと思うんですけど、なってますよ」

 

椎名林檎さんは、世の為人の為になるかという自問自答はやめたけれど

自分が嬉しいことって何だろうと思ったらそれだし

「あぁ気持ちよかった」って言われることが一番嬉しい

そうです

 

くらもちふさこ先生が初めてライブを見に来て下さった時

そうおっしゃって、泣きそうになっちゃって、

そういう感想を抱いて頂きたいだけでやってるんだなって

by椎名林檎

NHK Eテレ SWITCHインタビュー達人達 椎名林檎×小林賢太郎より

スポンサーリンク

 

【SWITCHインタビュー達人達】椎名林檎 プロフィール

 

椎名林檎(しいなりんご)

生年月日  1978年11月25日

出身地   埼玉県浦和市(現さいたま市浦和区)生まれ

      静岡・福岡育ち

血液型   O型

実兄    シンガーソングライター 椎名純平

職業    シンガーソングライター

      作詞家・作曲家・編曲家

      プロデューサー

事務所   黒猫堂(2002年~)

共同作業者 東京事変 亀田政治 斉藤ネコ

      井上雨迩 村田陽一 児玉裕一

2003~2012年 ロックバンド東京事変のボーカル

2016年 リオデジャネイロオリンピック・パラリンピック
      フラッグハンドオーバーセレモニーの
      クリエイティブスーパーバイザーと音楽監督を務める

2017年12月 東京2020開会式・閉会式
4式典総合プランニングチームに就任

引用元:ウィキペディア

 

椎名林檎さんは父親の転勤で福岡に来られた事が

ポップスの世界に入った大きなきっかけのようです。

 

福岡で育ったことを、周りがそういうポップス

軽いおやつっぽいカルチャーが盛んでそこに刺激されたと言われます

 

また椎名林檎さんは福岡を、日本のリバプールと自ら言っているそう

 

椎名林檎さんの曲に対する想いをお聞きし

研ぎ澄まされた感性で

言葉が現れてくるのを待つ

真摯に曲に向かい合っている姿が素晴らしいと思いました

 

また成功ということでは、椎名林檎さんの喜びの感覚を

小林賢太郎さんが

エンターティメントがオーディエンスのパーソナルに入った瞬間が至上の喜び

だと表現されました

 

リオデジャネイロのオリンピックの閉会式で行われた

東京2020オリンピックの紹介のセレモニーが斬新で素晴らしくて

印象深かったのですが、椎名林檎さんがクリエイティブスーパーバイザーと

音楽監督をされたとの事で、驚きと納得でした

 

早いものでオリンピック開催まで1年を切りましたが

どんな式典になるのか本当に楽しみです。

今回は対談された椎名林檎さんと小林賢太郎さんお二人とも

オリンピックの式典に関わりますね

 

令和の新しい時代の、新しい感覚のオリンピックの式典になるのではと

期待が高まります

 

よかったらこちらの記事もあわせて読んでみてくださいね

【SWITCHインタビュー達人達】小林賢太郎が椎名林檎に語る人間全員おもしろい説

 

椎名林檎さんのこれからの活躍に期待します!

 

最後までお読みくださいまして、ありがとうございます。

スポンサーリンク

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です